必ず治る!パニック障害の治し方とは?私の体験談

私は、薬を一切飲まずにパニック障害を克服しました。その体験談で、今まさに辛いパニック症状を持つ人の回復の手助けになればと願っています。

パニック障害の治し方とは?私の体験談①

 【私の体験談】

パニック発作が起こるまで

 

私が初めて、パニック発作になったのは、次男を

帝王切開で産んだ直後の事でした。

突然、身体が寒くなって、震えが止まらず、

息苦しく、窒息感でパニックになり

 

「このまま産んだばかりの次男と、3歳の長男を

残して死んでしまうのではないか」

 

と当時は本当に思いました。

 

死にそうなピークは、1時間ほど続きました。その

後も息苦しさは結局、帝王切開の麻酔が切れてくる

5時間位まで続き、人ととても話せる状態ではなく

ずっとベットの上で窒息感に、もだえていました。

 

その後は3年間、パニック発作になることはなく

あの時は、帝王切開の麻酔が合わなかったのも

あったのかなと思います。

 

 

歯医者の治療中に

 

二度目の発作は、三年後。歯の治療中でした。奥歯

の神経の治療をしていた時に、麻酔薬があまり効か

ず、神経が激痛だったので、麻酔の注射を2本追加

してもらった直後の事です。

 

また、恐怖の窒息感が突然、襲ってきたのです。

(息がうまく吸えない。。苦しくてこのまま呼吸困

難でしんでしまうのか。。)

歯医者さんや、助手さんが、苦しんでもがいている

私を見て、慌てて脈を測ったり私に何か語り掛けて

いましたが、話せる状態ではなかったので、ただ

ただ、必死に浅い呼吸をするのに精一杯でした。

 

30分位したら、死にそうな窒息感が消えて、呼

吸の乱れが治まりました。

 

1度目と2度目のパニック発作の共通点は、麻酔を

大量に打った後に起きているので、はっきりとした

原因はわかりませんが、麻酔が引き金になったのは

確かかなと思います。

 

 

発作が毎日起きるように

 

3度目に発作が起きたのは、歯医者で苦しくなって

から1週間後の深夜、眠っている途中に突然起きま

した。

息苦しさで目が覚めて、水分を飲んでも窒息感は治

まらず、このまま呼吸が止まってしまうのではない

か。。と「死の恐怖」と隣り合わせに必死に、もが

いていました。

(麻酔を打ったわけじゃないのになぜ??)

 

20分位で発作は治まり、不安な中また眠りにつけた

のですが、翌朝起きてからも、激しい動悸や、窒息

感で何度かパニックになりました。

 

この日を境に、毎日パニック発作が起きるようにな

り、私にとって生き地獄の日々が始まりました。

 

ちょうどこの日は、年末で実家に帰省する日でした。

無事に帰省できるか不安でしたが、子どもと私だけ

で生活するほうが、私になにかあった時に困ると思

い帰省を決めました。

 

主人もいたので、何とかなると思い特急電車に乗っ

たけれど、すぐに呼吸困難になり、ビニール袋に顔

をうずくめて泣きながら必死に呼吸をしてました。

 

実家に無事に着き、すぐに病院に駆け込みました。

呼ばれるのを待っている間も、吐き気、手足の震え

呼吸の乱れが時々襲ってきます。発作にも強弱があ

りました。

(心臓に病気があるんじゃないか。。)

 

色々検査した結果、身体はどこも異常なし。

医者に呼ばれて告げられた病名は聞いたことがある

名前でした。

自律神経失調症パニック障害ですね。薬は3日

分だけ出します。穏やかな気持ちになれる薬です。

ただ薬では治らないので、薬に頼るのはあまり進め

ません。」

 

(嘘だ!こんなに呼吸困難になって苦しくて死にそう

になったりするのに、心?脳の問題?)

 

医者の下した診断に納得できなかったのですが、この

先生が薬に頼らずに。と言ってくれた事が後々良かっ

たと思っています。