必ず治る!パニック障害の治し方とは?私の体験談

私は、薬を一切飲まずにパニック障害を克服しました。その体験談で、今まさに辛いパニック症状を持つ人の回復の手助けになればと願っています。

パニック障害の治し方とは?帝王切開出産の不安と私の体験談

 

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パニック障害で、帝王切開が

決まっているママさんへ

 

 

手術の怖さよりも、手術中にパニック発作が起き

る方が怖いな。。と思ってるかたもおられると

思います。

 

私は、帝王切開直後に呼吸困難になり苦しみまし

た。

あの時は知識もなにもなかったので、突然窒息感

が襲ってきてわけもわからず、

「最悪死んでしまうのでは。。」

と恐怖感で一杯でした。

 

麻酔が切れて下半身の感覚が戻ってきたころに、

普通に呼吸ができるようになったので、窒息感

、息苦しさは数時間も続いたのです。

 

 

 

 

【原因はなんだったのか。。】

 

わたしの場合は、麻酔が切れてきた頃に、息苦し

さからやっと解放されたので、麻酔が原因であっ

たと考えられます。

そこで帝王切開に使われる麻酔について調べてみ

ました。

 

 

 

【麻酔の種類】

 

1.脊椎麻酔

 

脊椎麻酔は局所麻酔の代表的なものです。

エビのように丸くなる姿勢をとり、腰に直接針を

刺し、脊柱に薬剤を注入します。

わたしは、針を刺された時ほとんど痛みを感じま

せんでした。

5分程度で下半身の感覚がなくなるのが、特徴で

す。

 

2.硬膜外麻酔

 

硬膜外麻酔は脊柱に麻酔薬を入れる細い管を入れ

て麻酔を行う方法です。無痛分娩やほかの婦人科

系の手術でも使われます。

利点としては手術中・術後に麻酔を追加すること

ができること。

 

麻酔が効きだすのが10~30分後と遅く、処置も複

雑なため病院によっては対応してないところもあ

ります。

 

 

 

【麻酔の副作用】

 

頭痛・吐き気・嘔吐・息苦しさ・血圧低下などが

まれに起こります。

 

・低酸素血症

 

妊婦さんは、もともと酸素の消費量が普通の状態

の時よりも多いと言われています。

麻酔時には呼吸機能も低下するため、血中酸素量

が減り、低酸素血症を起こしやすい状態になりま

す。

私の突然の窒息感の原因の一つはこの状態だった

と考えられます。

 

また、麻酔時の息苦しさは、薬によって血圧が低

下して、息苦しさや吐き気をもよおすとも言われ

ています。

 

ここまで読んで、さらに不安にさせてしまったか

もしれないですが、実際に私の周りの帝王切開で

産んだママさんで息苦しくなった人はいません。

 

ネットなどで検索しても、そういったママさんは

見当たりませんし、ごくまれに、麻酔が効きやす

い、合わない人がいるということだと思います。

 

私の場合はもともと体質的に麻酔が合わない様で

歯医者の麻酔でも何度か苦しい経験をしてますか

ら。。。(^^;

 

なので心配しすぎないでくださいね。

 

 

 

【苦しくなった時の対処法】

 

 そうはいっても、パニック発作を経験している人

は、もし苦しくなったらどうしよう。。と不安な

事と思います。

 

帝王切開出産が初めての方は、なおさら流れもわ

からず不安だと思います。

 

私の体験談を一つの目安にしていただければと思

い話しますね。

 

 

手術事態は、20分位であっと言う間に終わります。

 

まず、分娩台で下半身麻酔をして、麻酔が効いて

るかチェックします。

 

先生の声掛けにより手術がはじまるのですが、麻

酔が効いてるので全く痛みはなく、切っている時

「先生は今なにをしているのかな。。」

という感じでした。(笑)

 

先生が手術中に音楽を流してくれたんですが、な

んと私の大好きなB’zの曲でした。

なので手術はとてもリラックスしてうけられたの

です。

 

そして、お腹を揺らされてる感覚が少しあった後

に、赤ちゃんが取り出されました。

 

感動して涙がいっぱいになりました。

 

 

産まれたあとは、悪露を出してお腹を閉じて手術

は終わりなのですが、私はこの時位から急に、息

苦しくなってしまいました。

 

 

急に呼吸がうまくできなくなり、恐怖で、必死に

そばにいる看護婦さんに

「息が苦しい。呼吸がうまくできません!」

と訴えました。

 

主治医が気づいて、すぐに

「ちゃんと呼吸はできてますよ。大丈夫。深呼吸

して。それでも苦しいなら、少し眠りますか?」

 

と言ってくれたのですぐに少しだけ、眠り薬のガ

ス(ここはガスだったかあやふやです。)を吸わ

せてくれて、何分間か寝ていました。

 

当たり前ですが、寝ている間は苦しくありません。

今思えば、長い間寝かせてもらえたら、あんなに

長く苦しまずにすんだかも、と思います。

 

起きたら、まだ分娩台の上で、また窒息感に襲わ

れました。

 

手術が終わって、ベッドに移動された後も、私の

場合、麻酔が切れるまで呼吸が苦しかったのです

が、普通のパニック発作の場合は、長くて1時間

位だと思います。

 

 

対処法として、1番は、先生に事前にパニック障

害を持っていて不安な事を全部話しておくことが

大切です。

 

薬をもっている人は、薬を服用して発作が治まる

なら、緊急時、飲んでもよいかどうか。

 

私のように赤ちゃんと対面した後に発作が起きて

しまったら、眠らせてもらえないか。

 

また、パニック発作の苦しみに耐える自信がない

人は、最初から全身麻酔で帝王切開に臨む方も

おられるようです。

 

信頼できる先生に、不安なことがなくなるまで、

徹底的に相談して、いざ発作がおきても

 

「大丈夫、先生が助けてくれる」

 

と信じて出産に臨むことが、一番の発作予防に

なると思います。