必ず治る!パニック障害の治し方とは?私の体験談

私は、薬を一切飲まずにパニック障害を克服しました。その体験談で、今まさに辛いパニック症状を持つ人の回復の手助けになればと願っています。

パニック障害克服法|恐るべき薬SSRIの副作用③

 

SSRIの引き起こす脳への有害な副作用の中に

、うつや自殺願望を引き起こす事が明らかになっ

ています。

 

SSRIのせいで、あやうく自殺しかけた女性の

お話を書こうと思います。

(生田哲 著書 「うつ」を克服する最善の方法

 より引用)

 

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コロラド州に住むエミリー(34歳)は明るい性格

で、職場ではマネージャーを務める有能なビジネ

スウーマン。

しかし休暇中にスキーで転倒し、背中と首のあた

りに慢性的な痛みを覚えるようになった。

この痛みを抑えようと、整形外科医はSSRIの

ゾロフトを処方した。

 

エミリーは毎日100ミリグラムのゾロフトを6週間

服用したが、痛みを抑えるのにあまり効いてない

と感じていた。

そしてその直後から、彼女は人生で初めてのうつ

を体験した。

しかし、暗く沈んだ気持ちは痛みや、運動不足の

せいとばかり思っていたので、原因がゾロフト

あるとは夢にも思わなかった。

 

彼女は、ゾロフトが痛みの緩和に効かないからと

服用量を1日100ミリグラムから60ミリグラムに

減らした。

 

翌日、彼女はまるでブラックホールに落ちるかの

ごとく極端に落ち込み、自殺を強く考えるように

なった。

 

ボーイフレンドは彼女の異常に気づいた。

エミリーを連れてピーター・ブレギン医師のクリ

ニックを訪ねた。

 

数日間、彼女に失望や落胆させるような出来事は

発生してなかったし、通常量の痛み止めを飲む事

で夜はぐっすり眠れた。

だから、彼女は自分が死を望む理由が説明できな

かったが、死の願望は続いていた。

 

ブレギン医師は、SSRIを減らしたことによる

離脱症状(禁断症状)が原因と説明したが、彼女

は納得できなかった。

自分の人生に責任を持ち、主体的に生きてきたと

自負する彼女は

「薬が私をコントロールできるはずない」

と主張して譲らなかった。

 

そこで医師は、離脱症状かを確認するために、か

つてのように100ミリグラムのゾロフトを一度だ

け摂取してみることを提案する。

 

するとどうだろう。飲んで1時間がすぎた頃、エ

ネルギーがふつふつと湧き起こり、2時間後には

本来の元気で快活な彼女に戻ったのだ。

彼女はようやく、これまでの苦しみが薬の離脱症

状によるものであることを認めた。

 

 

医師はゾロフトを2週間かけて緩やかに減らして

いき、彼女は離脱症状なしに薬を止めることに成

功した。

 

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 2000年、イギリスの精神科医デービッドは、二つ

抗うつ薬SSRIゾロフトと、SNRIのレボキセ

チン)によって引き起こされる自殺願望を調査した

まず健常人のボランティア20人にゾロフトを2週間

服用してもらい、服用しない期間をもうけて、さら
に、レボキセチンを2週間服用してもらった。

 

医師もボランティアもどの薬を服用しているかわか

らない「二重盲検試験」である。

 

結果、レボキセチン服用によって以前は正常だった

二人に、うつが発生した。

そしてゾロフトの服用では、2人が明らかな自殺願

望を示し、そのうちの1人は自殺を強く望んだ。

2人ともじっとしていられず、たえずそわそわして

立ったり座ったりする「アカシジア」と、感情の鈍

さという症状が露骨にあらわれた。

 

このうち、自殺を試みかける直前にまでいった女性

は、後になってその時の感覚をこう述べた。

 

「まるで、外からの力によって、自分の脳に植え付

けられた考えに従わざるえなかったのです。」

 

彼女は落ち着こうとしても、落ち着くことができず

何もかも信じられなくなり、不安になり、走ってい

る車に飛び出して、身を投げ出すことが唯一の解決

策に思えてならなかったというのです。

 

 

多くの医師は、SSRIの真の恐ろしさを知らずに、実

態を知らない患者に大量の抗うつ薬を見境なく処方

しているのが、日本の精神医療の現実です。

 

自分の身体と心の健康を、医師まかせにするのではな

く、薬の正確な知識をもち、自分の身体と心は、自分

で守ることが何より大切だと思います。