必ず治る!パニック障害の治し方とは?私の体験談

私は、薬を一切飲まずにパニック障害を克服しました。その体験談で、今まさに辛いパニック症状を持つ人の回復の手助けになればと願っています。

パニック障害克服法|自律神経失調症と原因

 

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 自律神経とは

 

人の体の自律神経は、交感神経と副交感神経に分

かれています。

この二つが、対になって、アクセルとブレーキの

ように人間の筋肉や器官を動かすのです。

 

交感神経はアクセルです。

「動」の状態に人をもっていきます。体を動かす

時、緊張時、不安な時などに働き、車に例えると

燃料をどんどん体に注ぐのです。

 

一方、副交感神経は、ブレーキですので「静」の

働きをします。

緊張から離れた時や、体を休める時に働きます。

興奮して燃え盛っている体の火を消そうとするの

です。

 

交感神経が優位の時は、心臓がドキドキして、血

行も悪く、呼吸も浅い状態になり心も体も軽くな

りません。

 

しかし、交感神経を劣位にして、副交感神経を優

位にすれば、心臓はゆっくり、血行も良く、呼吸

もゆったりできて心と体が軽くなります。

 

 

 

 

自律神経失調症とは自律神経が

きちんと働かないこと

 

 

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経のバ

ランスが崩れておこる症状の事を言います。

 

症状は交感神経の緊張が起こり、普段では副交感

神経が優位なはずの状態の時(リラックス時、平

常時)にも、交感神経が優位な状態であり、

 

動悸・息切れ・倦怠感・過呼吸・脈が早くなる・

頭痛・めまい・食欲不振・情緒不安定・イライラ

等の症状が出ます。

 

 パニック障害とは、自律神経失調の発作といえる

ものです。

人が多く集まる閉鎖的空間、歩行中などに、突然

強いストレスを感じて不安感に襲われ、パニック

発作を起こす疾患です。

 

ですから、パニック障害を治すには、自律神経失

調症を治すということに結びつきます。

 

 

 

 

 健康になるカギは

 副交感神経にあった

 

 

 自律神経失調症の原因は、交感神経の暴走とも

いうべき状況がもたらしたものと思われていま

した。

 

ですから、対処療法としても、交感神経の働きを

鎮める薬の投与が主なものでした。

 

しかし、自律神経失調症の原因は、交感神経の暴

走ではなく、副交感神経の機能低下によるものだ

ったのです。

 

言い換えれば、交感神経がストレスなどで異常に

高まり、体を休ませない状態を作りあげていたの

ではなく、体に休息を取らせるべき副交感神経が

全く働いてないことによって起きていた症状だっ

たのです。

 

では、どうして副交感神経が正常に働かないので

しょうか?

 

東京脳神経センターの松井孝嘉理事長先生の本に

はこう書かれております。

 

自律神経失調症に悩む患者さんたちの臨床を続

けるうちに、共通点が判明した。

 

首の筋肉の異常、つまり首コリが副交感神経の働

きを阻害しているため起きている」

 

自律神経失調症パニック障害を治すには、副交

感神経の働きを健康な状態に戻してやることが重

要なのです。

 

それにもかかわらず、精神科などでは、交感神経

の働きを抑える治療だけが行われています。

正常な交感神経を抑えるという間違った治療が患

者さんたちに、施されているのです。

 

首コリの解消により、副交感神経の働きを阻害し

ている要素を取り除き、正常な状態に戻すこと。

 

副交感神経の働きをきちんと高めることが、自律

神経失調症・パニック障害を治す正しい道なので

す。